正常進化!飛距離アップとトラブルレスの21スコーピオンDC
スコーピオンを買うならロッドとリールを合わせたいヨッシーです。
DCブレーキシステムを搭載するスコーピオンDCの2021年モデルが4月より遂に発売開始されました。
今回のモデルはNEWマグナムライトスプールを搭載し飛距離がアップしています。
正常進化した21スコーピオンDCについて、その特徴と進化ポイントについてご紹介します。
目次
スコーピオンシリーズは5種類
今年発売予定含めスコーピオンを冠するベイトリールは21スコーピオンDC含め、以下の5種類となります。
- 21スコーピオンMD(Scorpion MD)
- 21スコーピオンDC(Scorpion DC)
- 17スコーピオンBFS(Scorpion BFS)
- 19スコーピオンMGL(Scorpion MGL)
- 16スコーピオン(Scorpion)
21スコーピオンDCの特徴
21スコーピオンDCは、バス釣りから海のシーバスやロックフィッシュなど様々な釣種に対応するDCブレーキが搭載されたベイトリールです。
DCブレーキ搭載により初心者にも扱いやすく、中級者、上級者にも対応するモデルです。
ラインナップとスペック
21スコーピオンDCは、3タイプのギア比(ノーマルギア、ハイギア、エキストラハイギア)と左右ハンドルの計6種類がラインナップされています。
品番 | 最大 ドラグ力 (kg) | スプール 寸法 (径/幅mm) | ナイロン 糸巻量 (lb-m) | ベアリング数 BB/ローラー |
---|---|---|---|---|
150/151 RIGHT/LEFT | 5.5 | 34/25 | 12-130 14-110 16-100 | 7/1 |
品番 | ギア比 | 自重(g) | 最大巻上長 (cm/1回転) | ハンドル長 (mm) |
---|---|---|---|---|
150 RIGHT | 6.2 | 215 | 66 | 42 |
151 LEFT | 6.2 | 215 | 66 | 42 |
150HG RIGHT | 7.4 | 215 | 79 | 42 |
151HG LEFT | 7.4 | 215 | 79 | 42 |
150XG RIGHT | 8.5 | 225 | 91 | 45 |
151XG LEFT | 8.5 | 225 | 91 | 45 |
技術特性
21スコーピオンDCの技術特性は下記の通りです。
前モデルより進化した注目すべき技術特性のポイントは以下のとおりです。
- MGLスプール
- マイクロモジュールギア
- I-DC5
NEWマグナムライトスプール搭載でキャスト性能アップ
21スコーピオンDCはNEWマグナムライトスプールを採用しています。
ベイトリールのキャスティング性能に大きく影響すると言われる慣性モーメント。
NEWマグナムライトスプールは、スプール胴径への穴開けや薄肉化以外にスプール側面への穴開けを行い、さらなる慣性モーメントの減少に成功。
これにより飛距離が約20%もアップ、軽い振りでもルアーを飛ばすことができます。
また、直径34mm/幅25mmのワイドスプール採用でラインキャパシティが17スコーピオンDCと比べ14lb-100mから16lb-100mへアップ。
海水対応ということもあり、よりバーサタイル性がアップしたと言えます。
マイクロモジュールギア採用でシルキーな巻き心地
超小型精密ギアが特徴のマイクロモジュールギア。
マイクロモジュールギアを搭載することにより、軽い滑らかな巻き心地となります。
また、ギアの歯数が増えたことにより強度もアップし、巻き上げも強くなっています。
I-DC5デジタルコントロールブレーキ
I-DC5とは、3モード(「ナイロン」「フロロ」「PE」とラインによって選択)の内部ダイヤルと、ルアーのウェイトに応じて調整する「4ボリュームセミオート」と「Wモード(強風時使用)」の5段階外部ダイヤルを備えた、デジタルコントロールブレーキシステムです。
外部ダイヤルは、1→2→3→4→Wの順でブレーキ力が強くなります。
4とWでは、強風時などルアーの失速度合いが大きいバックラッシュし易い状況下で、キャスト後半に補助ブレーキが発動し、よりバックラッシュを防いでくれます。
その他の特徴
その他の特徴として、ボディがシルバーになっています。
個人的には前モデルのブラックを基調としたデザインが好きだったのですが、シルバーもカッコイイですね。
まとめ
17スコーピオンDCからの進化ポイント。
人によっては若干物足りなさを感じた方もいるかもしれません。
21スコーピオンDC の右ハンドルモデルは4月発売となっていますが、左ハンドルは5月発売予定となっています。
気になる方はチェックしてみてください。