ダイワ セミハードスプールカバー SP-S(A) コンパクトでいいかも【インプレ】

替えスプールの数よりもスプールケースが多い気がするヨッシーです。
替えスプール購入にあたりセットで揃えたいのがスプールケース(スプールカバー)。
やはり買ったばっかりの大事なスプールを傷つけたくはないですからね。
ちなみに、ダイワ HD スプールケース SP-S(A)をお気に入りで使っているのですが、
後継商品にあたる『ダイワ(DAIWA) セミハードスプールカバー SP-S(A)』が気になり、ついポチっちゃったのでインプレしたいと思います。
『セミハードスプールカバー(A) 』の特徴

『ダイワ(DAIWA) セミハードスプールカバー(A)』の主な特徴は以下のとおりです。
- 本体はPP素材の衝撃に強いシェル構造。
- スプールを1個のみ収納可能なシングルタイプと、スプールを2個収納可能なダブルタイプがあり、ダブルタイプはスプール同士の衝突を防ぐセパレータ付き。
- 本体内部はリールの傷つきを抑えるクッション材入り。
- ヒンジ部分にメッシュ生地を採用することで内部の蒸れを抑制。
- カラビナ等の取り付け可能なループ付き。開閉時につまみとして使用すると開けやすい。
ラインナップ
『セミハードスプールカバー(A)』は計4種類がラインナップ。
アイテム | スプールサイズ | 自重(kg) | 素材 | 本体外寸(cm) | タイプ | カラー | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SP-S(A) SV | 1000~5000 | 約0.050 | PP、PU | 約6.5×6.5×7 | シングル | シルバー | 2,250 |
SP-SD(A) SV | 1000~5000 | 約0.080 | PP、PU | 約6.5×12×7 | ダブル | シルバー | 3,100 |
SP-MD(A) SV | 5000~8000 | 約0.095 | PP、PU | 約7.5×14×7 | ダブル | シルバー | 3,350 |
SP-LD(A) SV | 8000~20000、投げ用 | 約0.150 | PP、PU | 約9×18.5×9 | ダブル | シルバー | 3,800 |
外観
それでは『セミハードスプールカバー SP-S(A)』の外観をチェックしていきましょう。

外部は見たとおりカラーはシルバーのカーボン柄。
ダイワのロゴがイイ感じですね。
若干、チープ感はありますが汚れや傷が目立ち難いデザインで個人的にはGood!。
形状も悪くありません。

ファスナーは2つ。
ループ付きなのでカラビナなども付けられます。

底面はこんな感じです。

ヒンジ部はメッシュ生地になっていて蒸れ防止になるんだとか(そこまで期待はできないと思いますが)。

中はクッション素材となっていて傷が付き難くなっています。
実際にスプールを収納してのサイズ感は?
ダイワの公式サイトによると『セミハードスプールカバー(A)』の収納可能なスプールサイズは1000~5000番となっていて汎用スピニングリールのスプールは一通り収納可能なようです。
2500番のスプール

DAIWA 24セルテート FC LT2500Sのスプールを収納してみました。
画像ではスプールバンドを巻いた状態で収納していますが結構隙間がある状態で余裕があり、問題なくファスナーを締めることができます。
ファスナーを締めた状態で中のスプールが動くのか確認したところ、思ってたよりもカタカタ動く様子はありませんでした。
ただし、スプールバンドを外すと結構遊びがあるためかカタカタするので気になる方はスプールバンドを付けるか緩衝材なりを入れた方がいいかもしれません。

夢屋 カスタムスプール 2500 PE0820(シマノ2500番)も問題なく収納できましたのでメーカー問わず2500番汎用リールのスプールであれば問題ないでしょう。
4000番のスプール
4000番のリールはシマノしか持っていないのでそちらで確認。
リールは21 ツインパワー XD 4000HGです。

見てのとおり若干の隙間も空いているのでファスナーを締めるときにも干渉せず問題なく収納できました。
5000番のリールは持ってないので確認できませんがギリギリ収納できそうですね。
使用感は?
『セミハードスプールカバー SP-S(A)』の使用感ですが、シングルタイプなだけにコンパクトで釣り用のバッグに入れても角があまりないためか邪魔にならず、使いやすいスプールケースだと思いました。
ただし、堅牢性という観点では一抹の不安を感じます。
上下からの圧力にはそこまで弱くないんですが横からの圧力には弱いという印象。
中心のファスナー部分を押さえると凹むのはしょうがないとして、中心から少し離れたところでも指で強く押すと変形しちゃいます。
セミハードケースなのでそのたわみで衝撃を逃がす目的もあるかもしれませんが、旧モデルのHDスプールケースと比較しちゃうと凄く弱いと感じてしまうんですよね。
自分の場合、漁港とか比較的足場の安定したポイントでの釣りがほとんどなので特に問題はないのですが、磯とか過酷なポイントに持っていく場合は不安に思うかもしれません。
まぁ、スプールの保護や携帯性、保管などを目的とした普通の使い方をするのであれば十分だと思いますけど。
価格はメーカー希望本体価格が¥2,250、Amazonで安いときでも¥1,980と、HDケースが¥1,200ぐらいで買えた時期もあっただけにちょい高めという印象です。
セミハードスプールカバー SP-S(A)の評価は?
ということで、自分の評価は100点満点中の60点、満足度は若干低めです。
もう少し安ければいいんですけどね。
2025.02.11時点だとシマノのセミハードスプールガード PC-218Wが約¥1,700とかなり安いんでデザインが許せるのであればこっちの方が個人的におすすめかも。
HD スプールケース(A)は廃番?
ちなみに、旧製品『HD スプールケース (A)』と新製品『セミハードスプールカバー(A)』は併売すると思ってたんですが、ダイワサイトの製品一覧を見ると『HD スプールケース (A)』は載ってません。
ということでHD スプールケース(A)は廃番になっちゃったっぽい。
残念です。
まとめ
もう少し価格がこなれ、そこまで堅牢性を重視しないのであれば『ダイワ セミハードスプールカバー SP-S(A)』はおすすめです。
とは言っても、この手の商品は実物を見ると印象が違うことがあるので、できれば実物の確認後の購入をおすすめします。