パイオニア・カロッツェリア DMH-SZ700 2DINメインユニット
パイオニア・カロッツェリア(Carrozzeria)は、9インチ大画面の車載用ディスプレイオーディオ DMH-SF700 と 2DINメインユニットの DMH-SZ700 を発表しました。
目次
特徴
DMH-SZ700 の特徴はスマートフォンを接続することで「Apple CarPlay」や「Android Auto」により画面や音声で手軽に操作を可能としたところでしょう。
また、『Amazon Alexa』を利用している方は結構気になると思うのですが、市販のディスプレイオーディオ製品としては国内初で『Amazon Alexa』を搭載するようです。
タッチパネルを操作することなく「アレクサ」と話しかけることで音楽の再生や天気のチェックなどを行うことが可能となります。
音質はどうなの?
DMH-SF700 と同様にオーディオ面では『ハイレゾ音源再生(96kHz/24bit)』やハイレゾ音源をBluetoothで楽しめる『LDAC』に対応していて、『タイムアライメント』や『13バンドイコライザー』で音質調整も可能です。もちろん、Power MOS FET 50W×4搭載の内蔵アンプを装備していますので外部アンプなしでも楽しめます。
また、ハイボルテージプリアウト(4V)、マルチアンプ・マルチスピーカーシステムにも対応しており、拡張性も考慮されています。
対応メディアフォーマットは?
DMH-SZ700 はUSBデバイスやポータブルHDDに保存した動画再生も可能となっており、多彩なメディア/フォーマット(WMA/MP3/WAV/AAC/FLAC/DSD/H.264/H.263/VC-1/DivX/MPEG4/MPEG2)にも対応しています。
DMH-SZ700 の残念なポイント
DMH-SZ700 も DMH-SF700 同様にDVDプレイヤーはついていません。
2DINモデルなのでDVDプレイヤーを搭載することは問題ないと思うのですが、需要がなくなっていることと、コストカットの対象になったんでしょうね。その分、安くなるのであればよしとすべきなのでしょう。
そもそも、ディスプレイオーディオというコンセプトだからついてないのかな。
DVD、CDプレイヤーから発生するノイズが音に悪影響を及ぼすことはよく知られていることなのでメカレスとすることで音質重視に振り切っている可能性もありますが。
まとめ
DMH-SZ700 の販売は6月予定、店頭予想価格は税別5万2000円前後とのことです。
DMH-SF700 と性能的に同じでありながらこちらのモデルが4万ぐらい安くなっていますので非常に魅力的です。
最終的に画面サイズが大きい方がいいのか、画面サイズが小さくても安い方がいいのかという選択になると思います。
同じ金額を払うのであれば DMH-SZ700 +追加モニタという選択もありかもしれないですね。