ダイワ『24セルテート』ついに発表!これは24ツインパワーより売れるね
密巻きに拒否反応が出ているヨッシーです。
2023年12月18日、待望のダイワ『24セルテート』の発売が公式サイトで発表されました。
一足先に23エアリティが発売され、軽さと強さを兼ね備えた汎用スピニングリールということで「エアリティが強さも兼ね備えているんであればセルテートはもういらねぇんじゃね?」って個人的に思っていたんですが、この公式サイトを見てその考えはぶっ飛びましたww
そして、シマノの24ツインパワーも間違いなく出るって言われてますんで、その対決が気になります。
今回はダイワ『24セルテート』の特徴と進化ポイントを見ていきましょう。
目次
セルテートとは
『使い手を選ばない快適な操作性、不安を感じさせない確かな剛性』(ダイワ公式サイトより)を目指した『セルテート』はダイワのタフなスピニングリールの代名詞です。
その歴史は意外と古く、REAL FOURコンセプト(REAL ENGINE, REAL CONTROL, REAL ENDURANCE, REAL CUSTOM)を掲げた初代セルテートの登場から20年目を迎えます。
『セルテート』の語源は、ラテン語でTOURNAMENT(競技・競技者)を意味する「CERTATER」からきているのだとか。
順当にいけば今年(2023年)登場してもおかしくなかった『セルテート』ですが、ライバル機であるシマノ 24ツインパワーに合わせ発売を遅らせたという噂もあります。
『24セルテート』の注目ポイント
それでは『24セルテート』の特徴と進化ポイント、テクノロジーを見ていきましょう。
- エアドライブデザイン搭載で巻き出しの軽さと最適な重量バランスに
- フルメタル・モノコックボディでパワー・剛性・耐久性を装備
- タフデジギアにより滑らかな回転が長持ち
- デザインは19セルテートを踏襲しつつより洗練されたデザインへ
エアドライブデザイン搭載で巻き出しの軽さと最適な重量バランスに
いよいよ『24セルテート』へダイワが誇る次世代スピニングリールの設計思想であるエアドライブデザインが搭載されます。
エアドライブローター、エアドライブベール、エアドライブスプール、エアドライブシャフトの最大4つのテクノロジーから構成されるエアドライブデザインは、持ち重りのないタックルバランスと低慣性による巻き出しの軽さ、巻き感度の良さをもたらしてくれます。
もちろん、『24セルテート』には4つのテクノロジー全てが搭載されちゃいますよ!
エアドライブローター
ダイワの独自理論に基づき、球体のような新形状に不必要な部分を削ることで従来と同等の剛性を持ちながら大幅な軽量化と低慣性化を実現したZAION製のエアドライブローター。
巷では『24セルテート』にアルミ製のエアローターが採用されるのではないかと囁かれていましたが残念ながら非搭載!
そうは言っても実績十分のエアドライブローター。
巻き出しは軽くピタッと止まる、ハイレスポンスなリーリング性能は『24セルテート』の大きな武器となることでしょう。
エアドライブベール
『24セルテート』は長年実績のあるエアベールからエアドライブベールへ進化を遂げ、トラブルレスでストレスフリーなリールに仕上がっています。
必要強度を保ちつつ中空パイプの細径化とラインがスムーズに巻き取れるようにベール角度も見直したエアドライブベールは、エアドライブデザインの低慣性化に貢献するとともに、ベールの傾斜角度を見直すことでライントラブルの軽減にも繋げています。
エアドライブスプール
不要な肉を削ぎ落し、徹底的に軽量化を図りながらデザインやドラグ音にもこだわったのがエアドライブスプール。
これにより、巻き出しの軽さやキャスト性能もアップします。
エアドライブシャフト
メインシャフトをピニオンギアと非接触構造にすることで摩擦抵抗をゼロとし、さらにピニオンの両端をボールベアリングで支持することでハンドルから入力されたパワーを最大限に回転力へ伝えるをことを可能としたシステムです。
フルメタル・モノコックボディでパワー・剛性・耐久性を装備
フルメタル・モノコックボディ
ボディを一体成型で作り上げ、エンジンプレートを直接ねじ込んで蓋をしたものがモノコックボディ。
『24セルテート』はモノコックボディのおかげでたわみを抑制し、パワフルな巻き上げが可能となります。
さらに『24セルテート』はアルミ素材のフルメタルボディを採用しているので軽量で剛性感がありしかも耐久性に優れたタフなボディとなっています。
タフデジギアにより滑らかな回転が長持ち
『24セルテート』は、冷間鍛造で高強度に作られた素材に、デジタル解析によって導き出された理想的な歯面を持つタフデジギアを搭載。
ギア自体の強度が上がることで滑らかな回転の持続と高負荷にも耐えることができます。
さらにギアへ特殊表面処理を施し、高負荷時のダメージを軽減します。
デザインは19セルテートを踏襲しつつより洗練されたデザインへ
いやいや、マジでカッコイイんだが。これ。
これぞ、Simple is BEST!
23エアリティもデザインはよかったんですが、個人的に飽きのくるデザインというか後で見てカッコイイよね、ってあんまりならないというか。
その点、『24セルテート』の形は22イグジストで配色はブラック?(or ガンメタ?)とシルバーという2色で非常にシンプル!
このデザイン嫌いな人っている?
シマノよりダイワのデザインが好きになっていく自分が怖い・・・
ラインナップとスペック
『24セルテート』は、 2000~5000番まで計15種類がラインナップ。
品名 | 自重(g) | 巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準糸巻量 ナイロン(lb-m) | 標準糸巻量 PE(号-m) | ハンドル アーム長(mm) | ベアリング ボール/ローラー | 最大ドラグ力 (kg) | ハンドルノブ 仕様 | ボディ構成 | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FC LT2000S-P | 170 | 64 | 4.9 | 3-150 | 0.4-200 | 40 | 10/1 | 5 | HG-I | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 54,600 |
FC LT2000S-H | 170 | 76 | 5.8 | 3-150 | 0.4-200 | 45 | 10/1 | 5 | HG-I | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 54,600 |
FC LT2500S | 175 | 72 | 5.1 | 4-150 | 0.6-200 | 50 | 10/1 | 5 | HG-I | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 55,600 |
FC LT2500S-XH | 175 | 87 | 6.2 | 4-150 | 0.6-200 | 50 | 10/1 | 5 | HG-I | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 55,600 |
FC LT2500S-DH | 185 | 72 | 5.1 | 4-150 | 0.6-200 | 90 | 12/1 | 5 | HG-I | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 57,600 |
LT2500 | 200 | 73 | 5.2 | 6-150 | 0.8-200 | 50 | 10/1 | 10 | HG-T | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 55,600 |
LT2500-H | 200 | 80 | 5.7 | 6-150 | 0.8-200 | 55 | 10/1 | 10 | HG-T | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 55,600 |
LT3000-CH | 205 | 85 | 5.7 | 8-150 | 1-200 | 55 | 10/1 | 10 | HG-T | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 56,600 |
LT3000 | 225 | 77 | 5.2 | 8-150 | 1-200 | 60 | 10/1 | 10 | HG-Tラージ | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 57,600 |
LT3000-XH | 225 | 93 | 6.2 | 8-150 | 1-200 | 60 | 10/1 | 10 | HG-Tラージ | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 57,600 |
LT4000-C | 235 | 82 | 5.2 | 12-150 | 1.5-200 | 60 | 10/1 | 12 | HG-Tラージ | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 58,600 |
LT4000-CXH | 235 | 99 | 6.2 | 12-150 | 1.5-200 | 60 | 10/1 | 12 | HG-Tラージ | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 58,600 |
LT5000D-CXH | 245 | 105 | 6.2 | 25-150 | 2.5-300 | 60 | 10/1 | 12 | EVAラウンド ライト | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 60,600 |
LT5000D | 290 | 87 | 5.2 | 25-150 | 2.5-300 | 65 | 10/1 | 12 | EVAラウンド ライト | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 61,600 |
LT5000D-XH | 290 | 105 | 6.2 | 25-150 | 2.5-300 | 65 | 10/1 | 12 | EVAラウンド ライト | フルメタル(AL製) モノコックボディ | 61,600 |
注目は軽量ボディのFCモデルが存在することでしょうか。
『24セルテート』でライトで繊細な釣りをしたいときの選択肢となります。
テクノロジー
『24セルテート』に搭載されるテクノロジーは以下の通りです。
- エアドライブデザイン
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
- モノコックボディ
- タフデジギア
- ATD TYPE-L
- ロングキャストABS
- マグシールド
- マグシールドラインローラー(フィネスカスタム除く)
24セルテート vs 24ツインパワー 勝負の行方は・・・
順当にいけば今年、ライバル機となるシマノ 24ツインパワーも発売されます。
気になるのはタフネスリールの ダイワ『24セルテート』vs シマノ『24ツインパワー』の勝負の行方。
2023.12.19時点なので確定情報ではありませんが、24ツインパワーにはインフィニティループ(密巻き)が採用される可能性あり。
このインフィニティループに拒否反応を示しているユーザーが大勢?いるんですよね。
理想は、インフィニティーループの搭載/非搭載の番手を揃えてもらえればいいのでしょうが実際はそうはいかず。搭載されるか否か。
23ストラディック登場時もインフィニティループ非搭載についてネット界隈では歓迎の声が多数上がっていただけに24ツインパワーも非搭載を歓迎する人が多いのではないでしょうか。
最近、夜釣りにも出かけることがあるので個人的にインフィニティループは非搭載が希望。
つまり、いいたいことは『24セルテート』を買います!ってことです。
はい。
問題は購入する番手
『24セルテート』の購入予定の番手をどれにするか?
エギングをメインに考えているんですが、候補としては以下の4つの番手。
- FC LT2500S
- FC LT2500S-DH
- LT2500
- LT2500-H
FC(フィネスカスタム)はボディサイズが1つ小さいモデル。
エギング限定で考えるのであればFCでもいいんですが自分の場合、ソルトルアーでも使いたいんでできれば#2500ボディでハイギアがいいんですよね。
なので今のところ24セルテート LT2500-Hが購入候補です。
タッチ&トライキャンペーンをご存知ですか?
皆さんはダイワの『タッチ&トライキャンペーン』ってご存知ですか?
ダイワの新製品が無料でレンタルできるサービス。
しかも発売日より前に商品が届くので実際に気になる商品を購入前に試すことができます。
今回の対象製品は『24セルテート』。
興味のある方はチェックしてみてください。
2024年春 リール・ロッド新製品
タッチ&トライキャンペーン 第1弾
期間:2023年12月18日(月)~12月28日(木)
URL:https://www.daiwa.com/jp/event/campaign/24ss_touch_try01/
まとめ
気になる『24セルテート』の発売は2024年2月。
これはめちゃめちゃ売れそうですね。
24ツインパワーも応援したいけどどうなんだろう。
ということで『24セルテート』の発売を楽しみに待ちましょう。