ダイワ 24セルテート LT2500でエギングさいくぅ~【実釣インプレ】
最近エギングに夢中でブログさぼり気味のヨッシーです。
ついに発売されましたね、ダイワ 24セルテート。
買う気満々だったんですが、、、購入資金が捻出できずに断念!
発売直後のレビューはできないな、と諦めていたところ、エギングの師匠であるTokageさんがなんと24セルテートをゲットしたとのことでお借りできないか交渉してきました。
師匠!
24セルテート持ってるってほんとっスか?
(どうせ嘘でしょ?)
なんで知ってんの?
持ってるよ。ほらっ!
(ホントだ、嘘じゃなかった)
ちょっと貸して欲しいんですけど・・・
いいよ、いいよ。
50,000円ね。
はい?金とるんすか!?
しかも24セルテート買うより高いし。
嘘ぴょーん!
ほらちょっとだけ貸してあげるよ。
ありがとうございます!
というやりとりがあったかどうかは知りませんが、Tokageさんは快く24セルテートを貸してくれました。
今回は24セルテートの外観や特徴、そしてTokageさんのインプレ・レビューをたっぷりとご紹介いたします。
沖縄エギンガー
第5,6期デュエルサポーター
GLANZモニター
イカと金ちゃんヌードルをこよなく愛する熱い男
インスタグラムアカウント:https://www.instagram.com/tokage.4R
目次
24セルテート LT2500購入の動機
今回お借りした番手はノーマルギアの24セルテート LT2500。
Tokageさんはエギンガーなんで2500番の選択は納得なんですが、
- そもそも、24セルテートを購入した理由は?
- なぜLT2500という番手を選択したのか?
- ノーマルギアモデルを選択した理由は?
など、24セルテート LT2500購入の動機を聞いてみました。
「24セルテート」を購入した理由は?
複数の道具所有を嫌い、すでに軽くて強さも兼ね備えた23エアリティを所有しているTokageさんが「24セルテート」を購入した理由は何でしょうか。
購入した(というかもらった)1番の理由はセルテートが好きだから。
以前、19セルテートを所有したことがあって、いまだに19セルテートが忘れられないってのもあるけどシンプルな無駄のないデザインが大好きで。
あとは、最近23エアリティの巻き心地が悪くなってきててオーバーホールに出したいんだけど、そうすると釣りができなくなるでしょ。
だからサブリールが欲しかったってのもあるかな。
どうせ買うなら、これからの春イカシーズンに向けて大物をかけても安心してやりとりができる、デカイカとの会話(やりとり)をもっと楽しむことができるリール。
23エアリティとも使い分けができるタフなリールが欲しかった。
そういう意味で24セルテートはドンピシャだと思ったんだよね。
24セルテートがメインになりそうだけど。
なるほど。
かっこいいだけではない、安心して大物とのやりとりができる24セルテートの選択は必然なわけですね。
「LT2500」という番手を選んだ理由は?
24セルテートには19セルテートにはなかった小型番手のFCモデルが追加されましたが『24セルテート FC LT2500S』は検討しなかったんでしょうか。
番手の候補を
- 24セルテート LT2500
- 24セルテート FC LT2500S
に絞ったんだけど、決め手はやっぱり23エアリティとの使い分けかな。
春イカの大物狙い用途で考えたときにボディサイズの小さいFCモデルは論外かなと。
いくらセルテートが強いリールといってもFCモデル購入の前に23エアリティでいいじゃん?ってなるから。
23エアリティよりも剛性感に期待が持てる24セルテートにボディサイズが2500番のLT2500を選択しておけば2~3キロのアオリイカでも余裕をもってやりとりができるはず、と思って。
春イカは24セルテート、秋イカは23エアリティで使い分けできるってなんで贅沢なんだろう。
19セルテート LT2500Sを使ったことがあるだけに、その後継機である24セルテートにも期待感を持っているのが伝わってきます。
毎日のようにエギングに行っちゃうTokageさんのリールは酷使具合が半端ないだけにオーバーホール時にも対応できるサブリールの存在は今後の強い味方になってくれそうです。
ノーマルギアモデルを選んだ理由は?
24セルテートではノーマルギアを選択していますがなぜハイギアを選択しなかったのでしょうか?
春イカなどの大物用にゲットした24セルテート。
そもそも大きい個体は秋イカのようにアグレッシブにエギを追うというよりかは、ボトムステイ時やフォールスピードの遅いエギをじっ〜くり見て抱く印象が強いんだけど、使用していた23エアリティPC LT2500S-H はハイギアで一回の巻取り量が80cmに対して24セルテートLT2500は73cm。
たった7cmでもキャストしてシャクって巻取り回数を重ねていくとかなりの差が生じる。
なるべく水中に置いて勝負の時間を長くするためにはノーマルギアが必要でしたね。それにハイギアよりもノーマルギアの方がパワフルに巻き上げられるのも利点。
また今後二刀流で使い分けできるところがいいよね。気分的にも分けられるし。
確かに春イカにはノーマルギアが相性よさそうですね。
ギア比でも使い分けできるって最高です!
24セルテート LT2500の外観
それでは24セルテート LT2500の外観を見ていきましょう。
まず印象的なのがカラー。
シルバーとブラックのシンプルな配色となっており、19セルテートに差し色としてあったスプールエッジ部のゴールドがなく非常に好印象。
全体像からも剛性感を感じる、まさにマッチョな印象を持つデザインでめちゃめちゃカッコイイ!
スプールのブランキングもなく剛性感を重視していることが伺えます。
そして、『CERTATE』の刻印がめちゃクール!
このエンジンプレート部もシンプルなデザインでカッコイイ。
24セルテートには画像の通り、ハンドルねじ込み部に新形状の防水パッキンが採用され防水性能が向上しています。
リアキャップ部は艶消しってのがいいですね。
23エアリティとは違って24セルテートのボディデザインは左右で同じになっています。
(左側はエンジンプレート部になるので大きさや形状に若干の違いはありますが)
24セルテート LT2500はT型のハンドルノブです。
マグシールド搭載のラインローラー。
オイルの注油は厳禁です。
ドラグノブも握りやすく回し易い。
このパーフェクトラインストッパーはかなり使いやすくていいんですよね。
24セルテート LT2500のスペック
アイテム | 24セルテート LT2500 |
---|---|
標準自重(g) | 200 |
巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) | 73 |
ギア比 | 5.2 |
標準糸巻量 ナイロン(lb-m) | 6-150 |
標準糸巻量 PE(号-m) | 0.8-200 |
ハンドルアーム長 (mm) | 50 |
ベアリング (ボール/ローラー) | 10/1 |
最大ドラグ力(Kg) | 10 |
ハンドルノブ仕様 | HG-T |
ボディ構成 | フルメタル(AL製) モノコックボディ |
メーカー希望本体価格(円) | 55,600 |
24セルテート LT2500の公式サイト上での自重は200gですが、実機は約201gでした。
ちなみにスプールの重量は27.8g。
次ページはTokageさんの実釣インプレ。
実釣インプレ(レビュー)
ここからはTokageさんの実釣インプレ(レビュー)をお届けいたします。
師匠!24セルテートの使用感を教えてください。
どんな感じっすか?
めっちゃいいよ。24セルテート。
具体的にとこがいいんですか?
とにかく全部がいいんだよ。
全部!?
ということで具体的に何がどういいのか、いよいよTokageさんのインプレ(レビュー)です。
と、その前に。
Tokageさんのタックル紹介
ロッド:ダイワ ストイストRT 79MLM
リール:ダイワ 24セルテート LT2500
PE:DUEL(デュエル)PE Tx8 0.6号 200m ライムグリーン
リーダー:DUEL(デュエル)HARDCORE エギング リーダーフロロ 2.5号
巻き感最高!
実釣での24セルテート LT2500の巻き心地はどうですか?
24セルテート LT2500、巻き心地はかなりいいっすねー!
巻き始めは、ほんの少し23エアリティより重い感じがするけど、2,3投もしてると気にならなくなりました。
それよりオイリー感のある巻き心地がクセになります。誰かが言ってたヌメヌメ感って表現の方が分かりやすいのかな?w
僕が使用していた23エアリティが巻き心地が悪くなっているせいもあるかもしれないけど(かなり扱い雑)、比べるてみると24セルテートLT2500の方がすっごく滑らかな巻き心地。
今後23エアリティと同じように使用してみて、この巻き心地が長く続いてくれると最高だなぁ!
あと、23エアリティ PC LT2500-Hはハイギアだからかノイズ感を感じていたけど、この24セルテートLT2500はそれを全く感じないっすね
ノーマルギアってのが良いのかもしれない。
また以前使用していた19セルテートではなかったハンドルを止めるとローターがピタッと止まる。
ハンドルの巻きに対してローターがレスポンス良くダイレクトに追従してくる感じがすごくいい。
メッチャお気に入りだね。
Tokageさんの24セルテート LT2500はかなりよさそうです。
上級機種でも個体差ってのはあるので店頭で触らせてもらったり、複数台で巻き比べしての購入がおすすめです。
さすがの剛性感!
24セルテートの売りである”剛性感”。
23エアリティとの違いはあるのでしょうか。
24セルテート LT2500を使ってみて、まだ1kgちょいのイカしか釣れてないんだけど、はっきりいって23エアリティとは違いますね。
アオリイカ1kgサイズだと24セルテートでは物足りなさというのか、24セルテートが強過ぎて余裕を感じてしまう。
剛性感からくるってのもあるかもしれないけど、やっぱりリール自体の重みも相まって、手元に伝わる安心感をとても実感しました。
いくら23エアリティが剛性感あるっていっても、軽さからくる不安感ってのが正直あって。24セルテートは適度な重量感とフルメタルボディが強さと安心感を伝えてくれてるような気がします。
いずれにしても早く目標である3kgクラスのデカイカを掛けてみたいっすねー!!!
Tokageさんは『剛性感=安心感』って表現していましたが凄く納得させられますね。
ときには10kgクラスのクブシミ(コウイカ)が掛かることもあるだけに、特に春イカを攻略するには24セルテートはベストな選択となりそうです。
持ち重りは感じない?
Tokageさんが愛用しているロッドはダイワのエメラルダス ストイスト RT 79MLMで自重がなんと79g!
かなり軽いロッドですが24セルテート LT2500を装着したときのタックルバランスはどうなんでしょうか。
実は24セルテート使用する前に僕が1番気にしていたのが、タックルバランス。
ストイスト RT 79MLMと24セルテート LT2500との組み合わせにすごく不安を感じてました。
23エアリティと比べると35gも差があったから正直、どうなんだろうって思ってたけど、実際リールシートにセットし、キャストしシャくると全然問題ありませんでした!w
かなり持ち重りを感じるかなと思ってたんだけどそんなことはなく、24セルテートがエアドライブデザインを採用しているからなのか、リールの重量バランスが良くて、軽いロッドの操作性を邪魔しないタックルバランスに仕上がってる!
個人的に23エアリティより24セルテートの方がしっくりきてるかな。それぐらいお気に入り!
これが意外でした。
さすがにリールの重量が35gも違うとタックルバランスが崩れるのではないかと思ってたんですが、やはりエアドライブデザインの効果は絶大なようです!
ドラグ音が気持ちいい
24セルテートのドラグは引きに合わせスムーズに作動する『ATD TYPE-L』へ進化していますが実釣での使い心地はどうでしょうか。
エギングの醍醐味といっても過言ではないと思うんだけど、キロアッパーのイカが掛かったときのドラグの走りが本当にたまらないっすね。
イカの生命感をダイレクトに感じられる、アドレナリン出まくりでこの瞬間のためにエギングやってんじゃないかってほどに興奮する!
そのやり取りの最中に機械がしっかり働いてくれないと楽しみも半減してしまうが、このセルテートは邪魔をしない、スムーズに出ていくドラグはむしろ心地良くアングラーを手伝ってくれてしっかりランディングまで繋げてくれる。
エアリティの紳士っぽさとは違い、ちょっと無骨なドラグ音がまた格好良いっすね!w
確かにイカが走ったときのドラグの走りを味わえるのはエギングをやってる人の特権ですよね。魚の引きとはまた違った気持ちよさがあり、その走りを味わうためのドラグ性能は欠かせないってわけですね。
T型のハンドルノブがエギングでもよさげ?
Tokageさんが購入した24セルテートの番手はLT2500でハンドルノブがT型。
あまりTokageさんがT型のハンドルノブを使ってるイメージがないんですが使用感はどうなんでしょうか。
エギングでT型のハンドルノブって凄く抵抗があって。
片手でロッドアクションしてる時にハンドルが勝手に回るんじゃないか?って懸念して今まで使ったこともなかったんだけど、実際試してみたらこれが意外と良くて、I型ノブと違って手元を確認せずともハンドルノブをすぐ握れるし、ファーストタッチのグリップ感も凄く良い!
ハンドルノブを指の間で挟む感じで握るからシャクリ易いし、滑ってハンドルが手から離れる心配もない。
大物が掛かった時もグリップが効くので安心してやり取りできるし、エギの回収も素早く巻ける。
手が大きい人にはめっちゃオススメ‼
自分もこれまでエギングでT型のハンドルノブを使ったことがなかったんですが結構よさそうですね。
湯川さん監修のT型ノブがゴメクサスから発売されるようなので個人的にはそっちが興味ありですけど。
24セルテートのデメリットは?
24セルテートがめちゃくちゃいいってのはわかったんですが悪いところはないんですか?
1つぐらいはありますよね?
悪いところ?
本当に今のところ不満点はないけど、強いて言うならば自重っすかね!
エギングしていてあまり気にならなかったけど、24セルテートと23エアリティは35gも重さが違うから、知らないうちに腕に負担は掛かってたのかもしれない。
エギングを9年間やってて腱鞘炎になったことなんて一度も無いんだけど、初めて手首が痛くなったw
(すぐ治ったから多分筋肉痛。。)
24セルテートを使うのが楽しくて長時間のエギングに繋がっちゃうのが難点かな。
23エアリティが軽すぎて同じ感覚で釣りをしてたから少し疲労感を感じたんでしょうね。
重量感があるといっても24セルテート LT2500は200gですから他のリールと比べても特段重いわけではないですし。
そもそもTokageさんの釣行時間は自分らのような週末アングラーとは比べられないほどに長いと思うので参考にならないかもしれません。
まとめ
Tokageさんによる24セルテート LT2500の実釣インプレッションをお届けしましたがいかがだったでしょうか。
24セルテートはエギングにおいてもメチャメチャおすすめできる機種であるのは間違いありません。
さらにいうと、これからの春イカシーズンにはベストなリールなのかもしれません。
自分も俄然欲しくなってきちゃいました。
そして忘れてはならない、これから発売される予定のシマノ 24ツインパワーとの対決も気になりますね。
ところでTokageさん、24セルテートを買ったのではなくもらったっていってましたが誰からもらったんでしょうか!?
そっちの方が気になるー!
それでは。